けい
元ミシン屋店長 けい

ミシン専門店に勤務し、販売からメンテナンス・修理まで幅広く担当。初心者・主婦の方を中心に、数多くのミシン選びをサポートしてきた経験を持つ。現在は「けいのミシン相談室」を運営。リアルな現場経験をもとにしたミシン情報を発信中。

「電子ミシンを買おうと思ったとき、「どの機種を選べばいいの?」「価格と機能のバランスがわからない」と迷う方は多いはずです。

元ミシン屋店長として数多くの機種を見てきた経験をもとに、価格・機能・使いやすさのバランスを重視したおすすめ7機種をランキング形式でご紹介します。各機種のデメリットも正直にお伝えしますので、後悔しない1台選びの参考にしてください。


電子ミシンおすすめランキング7戦|比較表

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用途別・こんな人に機種名強み弱み自動
糸通し
自動
糸調子
作業スペース
(ふところ)
送り歯フットコントローラー
迷ったらこれ!5760R耐久性・7枚送り歯・FC標準重い・価格高め普通7枚標準装備
シンプルに使いたい人にSI-30シンプル操作・FC標準・7枚送り歯縫い模様が少ない普通7枚標準装備
コスパ重視ならこれ!CE-15価格と機能のバランス・7枚送り歯FCが別売普通7枚別売
とにかくパワフルに縫いたい人に670Rパワフル貫通力・縫い模様15種送り歯4枚・重い・FC別売普通4枚別売
デザインも機能も最新!Epolku軽量・おしゃれなデザイン・最新モデル自動糸調子なし・ふところ狭い・FC別売・価格高い×狭い4枚別売
とにかく安く始めたい人にES-7低価格・FC標準・ロングセラー自動糸調子なし・ふところ狭い・旧モデル×狭い4枚標準装備
コンパクト派な人にN900軽量・コンパクト・持ち運びやすい自動糸調子なし・ふところ狭い・FC別売×狭い4枚別売


【ランキング発表】各機種レビュー

機種名サイズ
(W×H×D mm)
重量自動
糸通し
自動
糸調子
ふところ
の広さ
送り歯
の数
縫い
模様数
フットコントローラー
1位 5760R415×295×1728.0kg普通7枚15標準装備
2位 SI-30439×287×1958.0kg普通7枚12標準装備
3位 CE-15439×287×1958.0kg普通7枚12別売
4位 670R420×300×1757.8kg普通4枚15別売
5位 Epolku354×263×1545.5kg×狭い4枚13別売
6位 ES-7354×254×1595.9kg×狭い4枚9標準装備
7位 N900354×254×1595.5kg×狭い4枚13別売

1位 迷ったらこれ!|シンガー モニカピクシーDX 5760R

シンガー モニカピクシーDX 5760R
項目スペック
サイズ415×295×172mm
重量8.0kg
自動糸通しあり
自動糸調子あり
送り歯の数7枚
フットコントローラー付属

こんな方におすすめ:巾着・トートバッグ・ランチョンマットなど入園・入学グッズを中心に作りたい初心者の方

入園・入学グッズを作るために「とにかく丈夫で信頼できるミシンが欲しい」という方に強くおすすめしたいのがシンガーのモニカピクシーDX 5760Rです。この価格帯では唯一の金属製フレームを採用した電子ミシンで、大型メインモーターを搭載しており、低速でもしっかりとしたパワーが出るのが最大の特徴です。

自動糸調子機能を搭載しているため、初心者でも糸調子に悩まずきれいな縫い目が出せます。7枚送り歯を採用しており、布を均一に送る力が増しています。入園グッズに多く使われる綿ブロードやオックス生地との相性は抜群。全自動ボタンホール機能も搭載しており、「最初の1台」としても長く活躍します。

ここがポイント:自動糸調子・7枚送り歯・伸縮縫い対応の3拍子が揃いながら、この価格帯では高いコスパを誇る初心者向けの定番機種です。


2位 シンプルに使いたい人に!|シンガー SI-30

シンガー SI-30
項目スペック
サイズ439×287×195mm
重量8.0kg
自動糸通しあり
自動糸調子あり
送り歯の数7枚
フットコントローラー付属

こんな方におすすめ:カーテン・クッションカバー・テーブルクロスなど大きな布を扱いたい方

カーテンやクッションカバーなど、幅の広い大物を縫うには、作業スペースの広さとパワーが重要です。シンガーSI-30は、フルサイズのゆとりある作業台とパワフルなモーターを備えた電子ミシンで、大きな布地もスムーズに扱えます。

自動糸調子機能を搭載しており、厚みのあるカーテン生地でも縫い目が安定します。本体に重量感があるため縫製中にミシン本体がずれにくく、安定した縫い心地を実現。布を大きく動かしながらの作業でも、7枚送り歯がしっかり布を引っ張ってくれるため縫い目が乱れにくいのが特徴です。インテリアDIYが好きな方や、季節ごとにカーテンを手作りしたい方にとって頼れる1台です。

ここがポイント:フルサイズのゆとりある作業台と安定した重量感が大物縫いにマッチ。カーテン縫いのような「布を大きく動かす作業」に特に向いています。


3位 コスパ重視ならこれ!|シンガー NuiNui CE-15

シンガー NuiNui CE-15
項目スペック
サイズ439×287×195mm
重量8.0kg
自動糸通しあり
自動糸調子あり
送り歯の数7枚
フットコントローラー別売

こんな方におすすめ:初めてミシンを買う方・小物から洋服まで気軽に縫ってみたい方

「まず1台だけ持っておきたい」「何が作りたいかまだはっきり決まっていない」という初心者の方に最もおすすめしたい機種がシンガーのNuiNui CE-15です。ダイヤルを「自動」に合わせるだけで薄地から厚地まで糸調子を自動でコントロールしてくれるため、初心者が最もつまずきやすい糸調子の悩みをそのまま解決してくれます。

直線縫い・ジグザグ縫い・裁ち目かがり・まつり縫い・伸縮縫い(ニットステッチ)など実用的な12種類のステッチを収録。特に伸縮縫いが搭載されているため、Tシャツなどのニット素材にも対応できるのが嬉しいポイントです。7枚送り歯で布を安定して送れるため、縫い始めや段縫いもスムーズ。金属製針板を採用しており耐久性にも優れた、長く使い続けられる1台です。

なお、フットコントローラーは別売りとなっています。手元のスタート・ストップボタンで操作できるので、まずはボタン操作で始めるのもおすすめです。


4位 とにかくパワフルに縫いたい人に!|ジャノメ 670R

ジャノメ 670R
項目スペック
サイズ420×300×175mm
重量7.8kg
自動糸通しあり
自動糸調子あり
送り歯の数4枚
フットコントローラー別売

こんな方におすすめ:デニムのすそ上げ・帆布バッグ・厚手の重ね縫いに挑戦したい方

ジャノメ670Rは、自動糸調子・パワフル貫通力・ニットステッチ・ドロップフィードを搭載した、使い勝手の広い電子ミシンです。厚地縫いから伸縮素材まで幅広い生地に対応できるのが最大の魅力で、縫えるものの幅をぐっと広げたい中級者に向いています。

自動糸調子機能により、デニムなどの厚地でも糸調子の狂いを気にせず縫い進められます。段縫いボタンを使えば厚みのある縫い始めもスムーズに対応でき、帆布バッグやデニムの裾上げで起こりがちな「縫い始めの送り不良」を防いでくれます。また、ドロップフィード機能(送り歯を下げる機能)も搭載しており、キルトにも応用できる汎用性の高さも魅力です。

なお、フットコントローラーは別売りとなっています。

ここがポイント:厚地・伸縮素材・キルトまで幅広く対応できる万能な中級者向け電子ミシン。自動糸調子搭載で縫い替えのたびに調整し直す手間がなく、ストレスなく作業を続けられます。


5位 デザインも機能も最新!|ジャノメ Epolku

ジャノメ Epolku ダスティピンク
ジャノメ Epolku(ダスティピンク)
ジャノメ Epolku ブルーグレー
ジャノメ Epolku(ブルーグレー)
項目スペック
サイズ354×263×154mm
重量5.5kg
自動糸通しあり
自動糸調子なし
送り歯の数4枚
フットコントローラー別売

ジャノメが2024年に発売した最新モデル。「はじめてさんのためのミシン」というコンセプトで、コンパクトなボディにソーイングに必要な機能をシンプルにまとめています。

ダスティピンクとブルーグレーのくすみカラーが特徴的で、インテリアに馴染むおしゃれなデザインは他の機種にはない魅力です。重量5.5kgと軽量でフリーアーム仕様なので、袖や筒状のものも縫いやすい。

自動糸調子はついていませんが、糸調子ダイヤルで直感的に調整できるシンプル設計で、はじめてミシンを使う方でも扱いやすい作りになっています。

希望小売価格55,000円と電子ミシンの中では高めですが、最新モデルならではの下糸クイックセットなど使い勝手の良い機能が充実しており、価格に見合った満足感が得られる1台です。


6位 とにかく安く始めたい人に!|ジャノメ ES-7

ジャノメ ES-7
項目スペック
サイズ354×254×159mm
重量5.9kg
自動糸通しあり
自動糸調子なし
送り歯の数4枚
フットコントローラー付属

こんな方におすすめ:キルト・パッチワーク作品に挑戦したい初心者の方

ヨドバシカメラの電子ミシン売れ筋ランキングで長期にわたりトップを獲得し続けてきた、初心者にも大人気の機種です。キルトやパッチワークには均一で美しい直線縫いが欠かせません。ジャノメES-7は価格を抑えながら必要な実用機能が揃った、コスパの高いモデルです。

フットコントローラー付きの2ウェイ式で、手元操作でもペダル操作でも縫えます。ボビンの残量がひと目でわかる水平全回転釜、ワンタッチ糸通し、筒縫いに便利なフリーアーム機能も搭載されています。キルト縫いに使えるドロップフィード機能も搭載されており、フリーモーションキルトの入門機としても活用できます。

ここがポイント:自動糸調子はありませんが、この価格帯でフットコントローラー・フリーアーム・ドロップフィードが揃う実用機。キルト入門をコストを抑えて始めたい方に向いています。


7位 コンパクト派な人に|ジャノメ N900

ジャノメ N900
ジャノメ N900
項目スペック
サイズ354×254×159mm
重量5.5kg
自動糸通しあり
自動糸調子なし
送り歯の数4枚
フットコントローラー別売

こんな方におすすめ:綿ワンピース・シャツ・パジャマなど普段着の洋服作りにステップアップしたい方

2024年に発売されたジャノメの最新電子ミシンです。長年にわたりミシン作りに携わってきたジャノメが、使いやすさと縫いやすさをあらためて追求して仕上げた1台。電子ミシンとしては最新世代に属する機種で、安定した縫製品質に定評があります。

自動糸調子機能により、綿・麻・シャンブレーなどの普通地をきれいに縫い上げることができます。コンパクトサイズながら収納しやすいハードカバー付きで、日常の出し入れがしやすい設計です。洋服作りに欠かせないボタンホール機能もしっかり搭載されており、ワンピースやシャツ作りにも対応できます。

なお、フットコントローラーは別売りとなっています。手元スイッチでの操作と2WAYで使えます。

ここがポイント:2024年新モデルとして信頼性の高いジャノメが改良を重ねた機種。軽量・コンパクトで収納しやすく、普通地の縫い仕上がりの美しさは特に高評価です。


各機種のデメリットまとめ

各機種のデメリットを簡単にまとめてあります。

機種名デメリット
1位 5760R重い・価格が高め
2位 SI-30縫い模様が少ない
3位 CE-15フットコントローラーが別売
4位 670R送り歯が4枚・重い・フットコントローラーが別売
5位 Epolku自動糸調子なし・ふところが狭い・価格が高い・フットコントローラーが別売
6位 ES-7自動糸調子なし・ふところが狭い・旧モデル
7位 N900自動糸調子なし・ふところが狭い・フットコントローラーが別売

電子ミシンとは?電動・コンピューターミシンとの違い

家庭用ミシンは大きく「電動ミシン」「電子ミシン」「コンピューターミシン」の3種類に分かれています。それぞれの違いをひとことで説明すると、こうなります。

電動ミシンは、フットコントローラー(ペダル)を踏む力加減でスピードをコントロールするシンプルなミシンです。縫い目の長さなどは手動で調整します。操作が直感的で価格も安めですが、厚地を縫うには高速にしないとパワーが出ない仕組みのため、縫い始めがうまくいかないこともあります。

電子ミシンは、針の上下運動や縫うスピードを電子回路で制御するミシンです。低速でも安定したパワーが出るため、厚地を縫うときも焦らずゆっくり丁寧に縫い進められます。手元のスタート・ストップボタンでも操作でき、縫いやすさと機能性のバランスが取れた「中間モデル」といえます。ディスプレイ(表示窓)はなく、ダイヤルやボタンで直感的に設定できるのが特徴です。

コンピューターミシンは、縫い目の長さ・種類・スピードなどすべてをコンピューター制御するミシンです。液晶パネルで設定を確認しながら操作でき、ひらがなやアルファベットの文字縫いができるモデルも多いです。機能が豊富な分、価格はやや高めです。

コンピューターミシンのおすすめ機種を見たい方はこちら → コンピューターミシンおすすめ|初心者から上級者まで人気機種を徹底比較

[ここにJINブログカード:コンピューターミシンおすすめランキング7選記事]

電子ミシンは「低速でも力強く縫える」「初心者でも扱いやすい」「価格がほどほど」という3つのポイントが揃っており、はじめてのミシンとしても、2台目のサブ機としても人気があります。

電子ミシンを選ぶ5つのポイント

ポイント① 自動糸調子機能の有無

糸調子とは、上糸と下糸の引っ張り合う強さのバランスのことです。これが合っていないと、縫い目がつったり、裏側に糸がループになって出てきたりしてしまいます。

自動糸調子機能があれば、布の厚みや生地の種類に応じてミシンが自動でバランスを整えてくれます。特に複数の布地を縫い替えることが多い方、初心者の方には強くおすすめしたい機能です。本記事でご紹介する7選は、基本的に自動糸調子機能を搭載しているモデルを中心に厳選しています(一部非搭載機種については、その旨を明記しています)。

ポイント② フルサイズかコンパクトか

ミシンのサイズは、大きく「フルサイズ(レギュラーサイズ)」と「コンパクトサイズ」の2種類があります。

フルサイズは幅40cm前後、重量6kg前後が目安です。作業スペースが広くとれるため、大きな布も扱いやすく、安定感もあります。洋服やカーテンなど大物を縫う方はフルサイズがおすすめです。

コンパクトサイズは幅38cm以下、重量5kg程度。省スペースで収納しやすく、持ち運びも楽です。ただし作業台が狭くなるため、大きな布を扱う際にはやや不便なこともあります。縫いたいものをイメージしながらサイズを選びましょう。

ポイント③ 縫い模様の種類

直線縫い・ジグザグ縫い・裁ち目かがり・ボタンホールなど、何種類の縫い模様が搭載されているかも確認ポイントです。電子ミシンはコンピューターミシンほど模様数は多くありませんが、実用縫いに必要な種類は揃っています。まつり縫いや飾り縫いにも挑戦したい方は、縫い模様の数にも注目してみましょう。

ポイント④ 厚物対応かどうか

デニムや帆布、キルト地など厚めの生地を縫うことが多い方は、厚物対応のミシンを選ぶことが大切です。電子ミシンは低速でもパワーが安定しているため、厚地縫いに向いていますが、機種によって針の貫通力に差があります。消費電力55W以上を目安にすると安心です。また、フットコントローラー付属のモデルは厚地縫い時に両手が使えて便利です。

ポイント⑤ 付属品とアフターサポート

フットコントローラーやワイドテーブルが標準付属しているかどうかも、地味に重要なポイントです。別売りの場合は追加コストがかかります。また、JUKIやジャノメ、ブラザーなど国内大手メーカーはアフターサポートが充実しているため、万が一の故障時も安心です。購入前にメーカーの保証内容や修理受付の対応を確認しておくとよいでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 電子ミシンと電動ミシン、結局どっちがいいですか?

用途と予算によって変わりますが、迷っているなら電子ミシンをおすすめします。

電動ミシンの一番のネックは、スピードとパワーが連動していること。つまり、ゆっくり縫おうとするとパワーが落ちてしまい、厚地の縫い始めで針が止まる・布が進まないというトラブルが起きやすくなります。電子ミシンはそこが改善されており、低速でも安定したパワーで縫えるので、初心者が「丁寧にゆっくり縫いたい」というシーンにも安心して対応できます。

価格差は1万円前後のことが多いですが、縫いやすさの差はそれ以上です。「安く済ませたい」という気持ちはよくわかりますが、電動ミシンで挫折するくらいなら最初から電子ミシンを選んだほうが長く使い続けられます。

Q2. 電子ミシンとコンピューターミシン、どちらを選べばいいですか?

作りたいもので決めるのが一番シンプルです。

電子ミシンは、直線縫い・ジグザグ縫い・まつり縫い・ボタンホールなど実用縫いに必要な機能をシンプルにまとめたミシンです。操作がわかりやすく、価格も抑えられます。「洋服や小物をしっかり縫いたい」「特に複雑な装飾は不要」という方には電子ミシンで十分です。

コンピューターミシンは、液晶パネルで設定を確認しながら操作でき、模様縫いの種類が多く、ひらがな・カタカナ・数字などの文字縫いができるモデルも多いです。「名前を入れたい」「刺しゅうもやってみたい」「模様縫いを楽しみたい」という方はコンピューターミシンが向いています。

コンピューターミシンについて詳しくはこちら → コンピューターミシンおすすめ|初心者から上級者まで人気機種を徹底比較

Q5. 電子ミシンの予算はどのくらい見ればいいですか?

2万円台〜4万円台が電子ミシンの主な価格帯です。

2万円台前半は機能をシンプルに絞ったエントリーモデルが中心で、今回ご紹介したシンガー CE-15などが該当します。基本的な縫い物には十分対応できますが、フットコントローラーが別売りだったり、付属の押えの種類が少なかったりすることもあるので、購入前に付属品を確認しておきましょう。

3万円台になると自動糸調子・フットコントローラー付属・厚地対応など、使い勝手のよい機能が揃ってきます。長く使い続けることを考えると、3万円台を予算の目安にするのがおすすめです。

4万円台以上になるとコンピューターミシンとの境界線に近づいてきます。電子ミシンにこだわらず「多機能なものが欲しい」という場合は、コンピューターミシンも選択肢に入れて比較してみてください。

Q6. 初心者が最初に買うなら何円くらいのミシンがいいですか?

2万5千円〜3万5千円前後を目安にするのがおすすめです。

1万円台のミシンは安く見えますが、パワー不足・耐久性の低さ・付属品の少なさなどから、使い続けるうちに不満が出やすいです。入園グッズのように「1シーズンだけ使って終わり」という場合は選択肢に入りますが、長く使うつもりであれば最初からある程度しっかりしたものを選んだほうが結果的にコスパがよくなります。

一方、最初から5万円以上の高機能モデルを買う必要もありません。初心者のうちは機能をシンプルに絞った機種のほうが操作に迷わず、縫い物そのものに集中できます。「使ってみたら物足りなくなった」そのときにステップアップを考えれば十分です。

Q8. 電子ミシンの寿命はどのくらいですか?

適切にメンテナンスをすれば10年以上使えます。

ただし、安価なミシンは内部部品がプラスチック製のものが多く、使用頻度が高いと5年程度で不具合が出ることもあります。一方、ジャノメやJUKI、シンガーなど国内大手メーカーの製品は金属部品を多く使っており、適切なメンテナンスをしながら使えば長寿命が期待できます。

寿命を延ばすためにできることは、使用後の糸くず掃除・定期的なミシン油の注油・使わないときのカバーかけといった日常のケアです。また、「なんだか縫い目がおかしい」「異音がする」と感じたら早めにメーカーのサービスセンターに持ち込むことをおすすめします。放置して悪化させると修理費が高くなることがあります。

まとめ

今回は電子ミシンおすすめ7選をランキング形式でご紹介しました。

迷ったらまず5760Rを選んでおけば間違いありません。耐久性・機能・フットコントローラー標準装備と三拍子揃った1台です。

シンプルさを重視するならSI-30、コスパを重視するならCE-15、とにかく安く始めたいならES-7がおすすめです。

デザインにこだわりたい方にはEpolku、パワフルに厚地を縫いたい方には670R、軽量コンパクトを優先したい方にはN900がぴったりです。

この記事が電子ミシン選びの参考になれば幸いです。


この記事の内容は執筆時点の情報をもとにしています。商品の仕様・価格は変更になる場合がありますので、購入前にメーカー公式サイトや各販売店でご確認ください。

ABOUT ME
けい | 元ミシン屋店長
元ミシン屋店長・ミシン相談件数1000件以上。 これからミシンを始める方から、もっと上手になりたい方まで、 「選び方」「使い方」「メンテナンス」「トラブル対応」を わかりやすくお伝えしています。