最新【2024年】初心者向け・入園入学の準備にピッタリなミシン予算別オススメTop3
こんにちは!元ミシン屋のけいです。
この記事ではミシンを使用するのが学生時代の家庭科の授業ぶりという方、もしくは、初めてミシンを使用する。というようなとーっても初心者な方向けに入園・入学準備にピッタリなミシンTop3をご紹介して行きます。
この記事を読むとどうなる?
・入園入学の準備に必要なミシンがわかる
・どんな機能がついていると初心者でもキレイに作品が作れるのかがわかる
・ミシン自体にも少し詳しくなる
値段が違うと何が変わってくるの?
ミシンをインターネットで検索すると1万円程で購入できるものからとーっても高額なものまでとても幅広く掲載されています。
値段が違うと何が変わってくるのでしょうか?
それは、ミシンの値段が高くなればなるほど使いやすい機能が搭載されていきます。ですので初心者の方ほどキレイに作品を作りたいならある程度、価格の高いミシンを選びましょう。
ですが、入園入学の準備に使用するだけでそれ以外では使用する予定がまったくない。という方などはそれだけのために10万円以上するミシンを購入するはもったいないような気もします。ですので、そこそこのミシン3〜6万円ほどのミシンを選んでいただけばいいと思います。
刺繍をされたい方は刺繍ミシンでないと刺繍ができませんので刺繍ミシンを選びましょう。
あまり安すぎるミシンですと初心者の方が扱うには難しいと思います。とにかく入園・入学用に必要でキレイにできなくても、とりあえず作品が完成すれば良い。という方でしたら3万円未満のミシンもありかもしれません。
絶対に欲しい機能 6選
自動糸調子
ミシンで作品を作る前に糸の調子を合わせます。
上級者の方はご自身で試し縫いをして糸の調子の具合を見て調整できますが、初心者の方はそれをするのが難しいと思います。糸調子が合わないと作品作りをし始められないので自動糸調子機能は必須です。
*糸調子とは・・・生地の真ん中で上糸と下糸が引き合う強さのこと。上糸の方が強いと生地の表側にポツポツと下糸が出てきてしまい、上糸の方が弱いと生地の裏側に上糸がポツポツと玉のようになって出てきてしまいます。
自動糸通し
名前の通り針穴に糸を通す機能です。自動糸通し機能がついていないミシンの場合は自力で針穴に糸を通してください笑
自動糸通し機能はミシンによって操作の仕方が違います。
自動糸通し機能がついていても若干複雑なコツのいるミシンもあれば、ワンタッチで通してくれる本当に簡単なミシンもあります。できれば、ワンタッチで通せるミシンの方が準備が簡単でいいですよね。
自動糸切り
ミシンで縫い終わった後に自動糸切りボタンを押すと上下の糸を布から数ミリのところで切ってくれます。
自動糸切り機能がついていないと縫い終わりに生地を引っ張り出してハサミやミシン本体に付いているカッターに上下の糸を引っ掛けて切ります。
自動糸切り機能を使用したことない方は、『ハサミで切れば問題ないので必要ない』と思われがちですが、一度、自動糸切り機能が搭載されたミシンを持っている方は、次に選ぶミシンも『自動糸切りが付いていないと嫌だ』というお客様が多かったです。
そのくらい便利な機能なのでぜひ体験してみてください。
厚物が縫える
入園入学の準備ではキルティングバッグを作ることになると思います。
キルティングは生地と生地の間に綿が入っています。ですので、キルティングでバッグや上履き入れを作ろうと思うとどうしても縫う部分に厚みが出てしまいます。
特にバッグの持ち手の部分はキルティング2枚+アクリルテープ(カラーテープ)1枚を縫わないといけません。しかも、アクリルテープ部分に段差がある。。。
そうなると生地を貫通するパワーの弱いミシンですと心配ですよね。うまく縫えず、縫い直しなどになったら大変。失敗した部分の糸をほどかないといけません。まだ、それだけならいいですが、生地に穴があいていますので、縫い直したとしても見栄えが悪くなってしまうかもしれません。
ですのでキルティングバッグを製作するなら、厚地がキレイにしっかり縫えるミシンを選んでいただくのがいいと思います。
それでいて、段差をスムーズに進むことができるミシンならより良いですね。
生地の送りが良い
『生地の送りが良いって何?』と思われたかもしれませんね。
生地の送りが良いとはミシンで縫いをスタートさせると、ミシンの奥側に生地が送られていきます。そのことを生地の送りが良いや悪いと言ったりします。
それでは生地の送りが良いミシンとはどのようなミシンでしょうか。
それはミシンの送り歯の数が多いものや送り歯が長いミシンです。
現在、送り歯の枚数が最も多いのが7枚です。できれば、送り歯が7枚付いているミシンを選びたいですね。
送り歯と押さえで生地を挟んで生地を奥側に送っているのですが、送りが悪いと縫っている最中にドンドン縫い目が曲がっていってしまいます。
曲がっていったらキレイな作品ができないですよね。
ですので、初心者、中級者、上級者なんならプロもすべてのミシンユーザーが使用するミシンは送りが良いミシンにされた方がいいと思います。
多くのプロや上級者が使用しているミシンは高額なミシンを使用していると思います。高額なミシンほど使いやすい機能が搭載されています。スキルはもちろん高いと思いますが、使用するミシンの性能も良いからよりキレイな作品ができるんですね。
ミシンの作業スペースが広い
キルティングバッグはある程度大きいサイズになると思いますので作業スペース(上の写真の赤線内)が狭いとバッグとミシンが干渉してしまい。縫ってる最中に縫い目が曲がっていってしまう。ということがよくあります。
ですので、できるだけ作業スペースの広いミシンを選んでいただくとバッグとミシンが干渉せずキレイに真っ直ぐ縫いやすくなります。
針よりも左側はいくらでも広く使えますが、針よりも右側のスペースは広くできません。針よりも右側のスペースが広いミシンを選ぶとキレイな作品ができるでしょう。
1〜2万円台・TOP3
3万円未満のミシンの中では、このシンガー買って後悔しないミシンver2が他のミシンより良いです。ワイドテーブルやフットコントローラーが標準装備で搭載されているのも良いです。
・自動糸調子 ❌
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ❌
・厚物縫い ❌
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ⭕️
重量が4.6kgで軽量なミシンです。ちょっと縫いたい時の出し入れの準備が重量のあるミシンと比べたら楽です。ですが、重量のあるミシンと比べると厚物縫いは不利でしょう。
・自動糸調子 ❌
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ❌
・厚物縫い ❌
・送り歯7枚 ❌
・作業スペース ❌
電子ミシンよりもコンピューターミシンの方が扱いやすいためスペック的には2位ブラザーPS207Xよりも良いですが、3位とさせていただきました。
・自動糸調子 ❌
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ❌
・厚物縫い ❌
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ❌
3〜6万円台・TOP3
入園入学の準備に使用するならこのミシンを使用しておけば間違い無いです。上記でご説明させていただきました「絶対に欲しい機能5選」はすべて満たしています。
自動糸通しはワンタッチで本当に簡単に針穴に糸が通りますし、キルティングのような厚物やデニム地のような硬い生地でもしっかりと縫うことができます。さらに入園入学準備以外でも使用したくなったときにも便利。
厚地だけではなく薄地もキレイに縫うことができます。案外、厚地よりも薄地をキレイに縫うのって大変なんですよね。
送り歯は7枚しっかりと付いていますし、2歯分長いので他のミシンよりも生地の送りが安定しています。
作業スペースも広いですし、オプションのワイドテーブルを使用したら更にスペースが広くなるので生地をしっかりと送ることができてキレイに真っ直ぐ縫うことができます。
標準装備でフットコントローラーが付いてくるのでスタート、ストップ時に手を話さないで両手でしっかりと生地を押さえることができるので便利です。
「自動糸切り」「ハードケース」「メーカー保証期間3年」なども付いているの。
刺繍機能はいらないんだけど、どれにしたらいいのか迷っている。という方はこのミシンがオススメです。
こちらの記事もご覧ください。
「初心者さんにオススメのコンピューターミシン!ブラザー オリビア500の使いやすい9機能」
・自動糸調子 ⭕️
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ⭕️
・厚物縫い ⭕️
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ⭕️
このミシンもとても使いやすくて入園入学の準備にはピッタリです。
「絶対に欲しい機能 5選」はすべてクリアしています。
それにワイドテーブル、フットコントローラーは標準で装備しています。
お値段は1位のブラザー オリビア500よりも1万円くらいお求めやすいです。
オリビア500と何が違うのかというとオリビア500の方が厚物が縫える、薄物もキレイに縫うことができます。
重量はJN510が5.6kgでオリビア500が9.0kgです。
見えない部分に金属などの頑丈な部品が使用されているため、重たくなってしまうんですね。
持ち運びを重視するならJN810がいいですし、縫っているときの安定感や頑丈さを重視するならオリビア500の方がいいですね。
『オリビア500までの機能はいらないなー』『とりあえず入園入学グッズがキレイにできれば良い』という方はこちらのミシンがピッタリです!
・自動糸調子 ⭕️
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ⭕️
・厚物縫い ⭕️
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ⭕️
こちらのミシンも「絶対に欲しい機能 6選」のうち自動糸切り機能以外はすべてクリアしています。
縫い性能としては厚地も薄地もしっかりとキレイに縫うことができます。
重量も9.0kgあり安定感があります。スピードを上げてもガタガタと揺れることはほとんどないでしょう。
基本的な性能は1位のブラザー オリビア500とそんなに変わらないので『自動糸切り機能は使ったことあるけで別に私はいらない』という方はこちらのミシンの方がお求めやすいのでこちらもオススメです。
・自動糸調子 ⭕️
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ❌
・厚物縫い ⭕️
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ⭕️
刺繍ミシン・TOP3
・自動糸調子 ⭕️
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ⭕️
・厚物縫い ⭕️
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ⭕️
・自動糸調子 ⭕️
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ⭕️
・厚物縫い ⭕️
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ⭕️
・自動糸調子 ⭕️
・自動糸通し ⭕️
・自動糸切り ⭕️
・厚物縫い ⭕️
・送り歯7枚 ⭕️
・作業スペース ⭕️
まとめ
入園・入学に必要なミシンがお分かりいただけましたでしょうか?
簡単にいってしまうと初心者の方ほどある程度高額なミシンを購入した方がキレイに作品を作ることができて間違いがない。ということですね。
ちなみに3〜6万円のランキング1位のミシン。
ブラザー オリビア500を特集した記事もありますので、気になられた方はこちらもご覧ください。
入園・入学の準備のためにミシンを購入する予定だけど、もしかしたら、これを機に『子供服や大人用の洋服やバッグ作りにハマってしまうかも!?』。そういう方はもっと本格的な職業用ミシンを選んだ方がいいかもしれませんね。
今回紹介させていただいたミシンを使用していただければ、良い作品づくりができることでしょう。