初心者さんにオススメのコンピューターミシン!ブラザー オリビア500の使いやすい9機能
はじめに
どうも、はじめまして。元ミシン屋のけいです。元ミシン屋だからこそ言えることなどもあると思いますのでご紹介させていただきます。
今回とてもオススメさせてもらいたいのはブラザーのコンピューターミシン オリビア500です。このミシンは使いやすい機能がふんだんに搭載されているので初心者さんから中級者さんくらいまでとても満足して使っていただけると思います。ちなみに我が家のミシンもこのオリビア500です。それではどこら辺が使いやすいのかをご紹介していきます。
この記事を読むことで「OLIVIA500のことが好きになる」「お手軽にソーイングを始めたくなる」ようになります。
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スペック
型番 | CPH5301 |
制御方式 | コンピューター |
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 30×44.4×24(cm) |
重量 | 9.0kg |
消費電力 | 55W |
モーター回転数(最高) | 850 |
モーター回転数(最低) | 70 |
模様数 | 実用模様20種 |
糸調子 | 自動 |
送り歯枚数 | 7枚 |
自動糸切り | あり |
針穴糸通し | スーパー針穴糸通し |
下糸クイック | あり |
天びんシャッター | あり |
止めぬいスイッチ | あり |
ドロップフィード | あり |
フリーアーム | あり |
LEDライト | 高演色LEDライト:2個 |
針位置停止(切替) | 上・下停止切替可能 |
エラー及びメッセージ表示 | あり(液晶画面に表示) |
ミシンケース | ハードケース |
フットコントローラー | あり |
付属押さえ | ジグザグ押さえ ボタン穴かがり押さえ たち目かがり押さえ まつり縫い押さえ 片押さえ |
保証期間 | 3年 |
初心者さんにやさしい使いやすい機能
自動糸通し
この機能がついていると針穴に糸を通すときにとても便利です。機種ごとに操作の仕方は若干違いますが、どのミシンでもカンタンに針穴に糸を通すことができます。
自動糸調子
基本的にはミシンを縫う前に実際に使用する生地を使って試し縫いをする必要があります。なぜかというと試し縫いをしないと実際に縫ったときに縫い目がキレイにでない場合があるからです。それを防ぐために試し縫いを行います。
この機能があると上糸・下糸の糸調子を見なくて大丈夫です。(生地によっては100%縫い目がキレイに出るとは言い切れませんが。。)糸調子を見るのはミシンの使用に慣れている人でも結構面倒くさいので初心者の方は、必須と言っていいほどあった方がいい機能です。
自動糸切り
名前の通り縫い終わった後に糸を切ってくれる機能です。糸切りボタンを押したら上下の糸が切れるのでとても便利です。自動糸切り機能がついていなくてもミシンの端に糸切り用の刃がついているので、そこの刃で切れば切ることはできるのですが、そこで切ろうとすると糸が10〜20cmくらい無駄になります。自動糸切りですと、2〜3cmくらいのところでカットしてくれるので糸が無駄になりません。機種によっては設定しておくと縫い終わったら自動で糸をカットしてくれるミシンもあります。
個人的には縫い終わりに自動でカットする機能はあまり好きではありません。針を止めた時にあと数針縫いたい。と思う時があるのですが、あと数針縫いたいところで糸を切られてしまうからです。ですので自分が切りたいところでボタンを押してカットする方法がオススメです。
重量があるため縫いスピードをあげてもガタつきにくい
重量が9.0kgあるためどっしりとしています。持ち運びが大変というデメリットはありますが、逆を言うとスピードを上げて縫っても、ミシン本体がガタガタと動きにくいです。
軽量なミシンはスピードをある程度出すとミシン本体がガタガタと動いてしまうため、あまりオススメしませんが、こちらのミシンは高速で縫ってもガタつかず安心感があります。
ふところが広い
ふところとはミシンの針の右側の作業スペースです。このスペースが狭いのか広いのかで作品の作りやすさが変わってきます。ポーチなどの小物を作る時は狭くてもあまり問題にはならないかと思いますが、バッグや洋服などの大物を縫う時は懐が狭いと生地の方向転換をするときに不便です。生地がミシンに干渉してしまいます。干渉している状態で縫うと生地がうまく送られていかなくて、まっすぐ縫えず曲がっていってしまう。ということがよくあります。ですので、バッグなどの大物を縫うのであればできるだけふところの広いミシンを選ぶようにしましょう。
送り歯が7枚
生地を抑える押さえの下に生地を送る(動かす)送り歯があります。この送り歯の性能が良いのかそうじゃないのかで、まっすぐ縫えるかどうかが決まってきます。送り歯が少ないとまっすぐ縫えずに曲がってしまい作品が残念なことになってしまいます。ですので送り歯がしっかりしているものを選びましょう。現在、送り歯の数が最も多いいのが7枚です。OLIVIA500も7枚ついているものをオススメです。
フットコントローラー標準装備
フットコントローラーがないと縫い始めと縫い終わりに布地から片手を離さないといけません。ですが、こちらのミシンはフットコントローラーが標準装備で付いてきますのでフットコントローラーを使用してもらえれば縫い始めと縫い終わりでも布地から手を離さなくてもいいので大変便利です。ちなみにフットコントローラーとは車のアクセルのようなもので踏めば踏むほど縫うスピードが上がる装備です。
使っていない時はハードケースで安心
ミシンを使用しないときはハードケースに入れて保管しましょう。
安価なミシンはハードケースではなくビニールのようなソフトケースが付いてくることが多いのですが、ホコリ避けにはなるかもしれませんが、正直衝撃からはほとんど守ってくれないため保管中や移動中にぶつけたりするのがとても心配。ぶつけることでミシンのパーツを壊してしまう方もいらっしゃいます。ですが、こちらのOLIVIA500はハードケースでの保管ですのでホコリからも衝撃からも守ってくれます。安心ですね。ちなみに、ハードケースの中に発泡スチロールが入っていますが、それは捨てずにハードケースにつけたままにしましょう。
手順が間違っていたらエラーメッセージと音で教えてくれる
何か不足していることがあれば大きな画面にエラーメッセージが出てきますので初心者さんも安心。例えば、生地を抑える抑え金が降りていなかったら「抑えレバーを下げてください」とメッセージと音で教えてくれます。
いいところばかりじゃない?良くない部分
少し重たいので持ち運びが大変
9.0kgあるので人によっては少し重たく感じるでしょう。先ほどの「初心者さんに使いやすい機能」の部分でも説明させていただいていますが、重たい分、縫っている最中の本体のガタ付きが少ないので安定して縫うことができます。
これは個人的な感想ですが、『高額なミシンは重くて、安価なミシンはおもちゃのように軽い』。しっかりとソーイングをされたい方は重たいミシンを選びましょう。
ワイドテーブルがオプション
作業スペースを広くするためのワイドテーブルが標準装備ではついてきません。大物を良く縫うような方にはあったほうが便利です。別売りのワイドテーブルがあったほうが使いやすくなるでしょう。ワイドテーブルが必要ない人は特に気にしなくていいでしょう。私も購入していません。
まとめ
以上、見ていただいてきたようにブラザーのコンピューターミシン オリビア500はとても縫いやすく、あなたの作りたい作品を思い通りに作成することができることでソーイングライフを充実させてくれることでしょう。
初心者の方ほどこちらの使いやすい機能が充実したミシンを是非、使っていただきたいです。
このミシンの良さはわかったんだけど、まだ他のコンピューターミシンも検討したい!と言う方は「迷ったらコレ!初心者へオススメのコンピューターミシンランキング TOP5」もご覧ください。
そもそも『ミシンってコンピューターミシン以外に何があるの?』って方は「ミシンの種類ってどれだけあるの?」こちらの記事も参考になると思います。
ぜひ、合わせてご覧くださいね!