この記事では『ロックミシンって何ができるの?』『家庭用ミシンと何が違うの?』などの疑問にお答えします。

ロックミシンとは
ロックミシンとは簡単に言うと「布地の端をかがる」ためのミシンです。
他には、伸縮する布地を切りながら縫い合わせることなどもできるのです!
『えっ!それだけ』と思われた方もいると思いますが、それだけです。
それでは以下に縫製の種類や家庭用ミシンとの違いについて記載していきます。
縫製の種類
以下にロックミシンでできる縫い方 5種類を簡単にご説明させていただきます。
これらの縫い方はすべてのミシンでできるわけではございません。
これからロックミシンを購入するのを検討されている方は、自分がしたい縫い方ができるのか事前にご確認いただくことをオススメします。
・オーバーロック(かがり縫い)
布地を端がほつれないように包みながら縫う方法です。
1本針3本糸ロックや2本針4本糸ロックがあります
2本針4本糸ロックは1本針3本糸ロックよりも針も糸も1本多いです。
その1本の針と糸は直線縫いの役割があります。
伸縮する布地を合わせてかがり縫いするのと同時に直線縫いができます。縫い合わせるためにかがった後に直線縫いする必要がありません。
既製品のTシャツなどを見てみるときっとこの縫い方で縫われていますよ。
・巻きロック(細ロック)
オーバーロックよりもとても細いかがり縫いです。
布地を巻きこむようにかがっていきます。
ハンカチやスカーフなどを作る際に巻きロックをするだけで、簡単に作品の出来上がりです。
・ニット縫い(伸縮縫い)
ウーリー糸(伸縮性のある糸)を使用して、伸縮性のある布地が伸びても糸が切れにくい縫製です。
Tシャツやスウェットなどに使用されます。
・フラットロック(平縫い)
縫い目が平らになる縫製です。平らなため、ごろつきません。
Tシャツやスポーツウェアで使用されます。
・チェーンステッチ
布地の表は2本の直線、裏は鎖状のように見える縫製です。
とても強度が高いのでデニムなどに使用されます。
家庭用ミシンとの違い
ロックミシンと家庭用のミシンの違いをよく聞かれます。
簡単にいうと家庭用ミシンは主に直線を縫うためのミシン。
ロックミシンは布地の端をかがるためのミシンです。
洋服やバッグを作る際に、家庭用ミシンがあれば直線縫いやかがり縫いができるのでとりあえずは作ることができます。
ですが、家庭用ミシンとロックミシンがあれば、布地の端を既製品のようなかがり縫いができる上、布地を切りながらかがれますので時短にもなります。
ということで、洋裁をする際にどちらかひとつがあればいいというわけではなく。両方持つのがオススメです。
本格的に洋裁をされている人は「直線縫い専用の職業用ミシン」と「かがり縫い専用のロックミシン」の2台持ちでされている人が多い印象です。
ロックミシン | 家庭用ミシン | |
布地を切りながらかがる | ○ | △ (*1) |
直線縫い | × | ○ |
既製品のようなかがり縫い | ○ | × |
*1 切りながら立ちめかがりができるアタッチメントが販売されています。ですが、ロックミシンと違い、縫い始めにハサミなどで切れ込みを少し入れます。その切れ込みにアタッチメントの刃を合わせるとそれ以降は、布地を切りながらかがることができます。お持ちの家庭用ミシンとアタッチメントが対応しているのかをご確認ください。