電動ミシン

初心者には操作が難しい!?慣れている人向け!?オススメ電動ミシンランキングTOP5

初心者には操作が難しい!?慣れている人向け!?オススメ電動ミシンランキングTOP5

電動ミシンって何?

電動ミシンとはモーター駆動のミシンです。フットコントローラーを踏むことで操作することができます。イメージで言うと車のアクセルをイメージしていただくといいと思います。フットコントローラーを軽く踏むと針がゆっくり進んで、強く踏み込むと針が速く動きます。ちなみに強く踏み込めば踏み込むほど、生地を貫通するパワーが強くなります。ですので、縫う距離は短いけど厚みのある部分を強く踏み込まないといけない場合などありますのでミシンの操作に慣れている人でしたら使いこなすことができるかもしれません。

初心者の方には操作が少し難しいと感じられるかもしれませんので、『どうしても電動ミシンがいい!』と言う初心者の方以外は使いやすい機能がいろいろ付いたコンピューターミシンがオススメです。コンピューターミシンにつきましてはこちらの「迷ったらコレ!初心者へオススメのコンピューターミシンランキング TOP5」で初心者さんにも使いやすいミシンをご紹介しています。

それでは電動ミシンにあると嬉しい機能、オススメTOP5をご紹介していきます!

あると嬉しい機能

水平釜搭載

電動ミシンには垂直釜と水平釜の2種類があります。
垂直釜は良く言えば「自分で糸調子を取ることができる」ですが、悪く言うと「自分で糸調子を見ないといけない」です。とてもこだわりが強い方は、「自分で糸調子を取ることができるほうがいい」と仰られる方もいると思いますが、初心者の方には自分で糸調子を取るのは大変だと思います。それに比べて水平釜は下糸の糸調子を自分で取らなくていいので水平釜のものを強くオススメします。

縫い目の長さを調整できる機能

縫い目の長さを調整できる(縫い目を細かく・荒くできる)機能はあったほうがいいです。縫い目の長さを調整できるのなんて当たり前だと思われている方もいらっしゃると思いますが、電動ミシンは安価なミシンが多いので意外と”当たり前”だと思われるような機能がついていないことがあります。購入の際はご注意ください。

1位 シンガー SN1851

1位はシンガー SN1851です。

縫い性能としましては、フットコントローラーを踏み込めばデニムなどのある程度硬さのある生地でもしっかりと縫うことができます。
水平釜で下糸の糸調子を取らなくても大丈夫です。もちろん自動糸通し機も搭載されているので針穴にかんたんに糸を通すこともできます。
縫い目の粗さを変えることができますのでシーチングなどの生地は2mm、キルティングなどの厚みのある生地はもう少し粗くするなどして縫い目をキレイに見せることができます。

メリット
・水平釜で下糸の調子を取らなくていい
・針穴糸通し機がついていて糸通しがラク
・縫い目の粗さを選べるダイヤルがついている
・ある程度硬い生地でもしっかりとソーイングできる

デメリット
・縫い目がキレイに出なかったら、自分で上糸の糸調子を取らないといけない場合がある
・電動ミシン全体に言えることですが動作音がコンピューターミシンと比べるとうるさい
・電動ミシンを使い慣れていないと扱うのが大変かもしれない

2位 シンガー SN55e

2位はシンガー SN55eです。

1位のシンガー SN1851とほぼほぼ同じようなミシンですが、大きく違うのは見ての通りボディの色です。シンガー SN1851の黒色はかっこいいですが、白色の方が柔らかい感じがしていい!と言う方はこちらを選んでもいいでしょう。ですがボディを見て貰えばわかりますが、ダイヤルが模様選択ダイヤルしかついていません。直線縫いで言えば、縫い目の粗さは模様選択ダイヤルに搭載されている3つの目の粗さ(細かい・普通・粗い)でしか選択ができないです。それだけあれば十分という方はこちらのミシンを選んでいただいても良いと思います。

メリット
・水平釜で下糸の調子を取らなくていい
・針穴糸通し機がついていて糸通しがラク
・ある程度硬い生地でもしっかりとソーイングできる

デメリット
・縫い目がキレイに出なかったら、自分で上糸の糸調子を取らないといけない場合がある
・電動ミシン全体に言えることですが動作音がコンピューターミシンと比べるとうるさい
・電動ミシンを使い慣れていないと扱うのが大変かもしれない
・縫い目の粗さを変更するダイヤルがついていないので細かく目の粗さを変更できない

3位 ジャノメ JN508DX2B

3位はジャノメ JN508DX2Bです。

このミシンはボディがブラックでかっこいいですね。ある程度厚い生地を縫うことができます。縫い模様は直線、ジグザグ、ボタンホールなど基本的な縫い模様は搭載されています。
そしてボディ前面にメジャーがついているのでちょっと長さを測りたいと言うときに便利ですね。

メリット
・ボディがブラックでかっこいい
・返し縫いのレバーが大きくて押しやすい
・針穴糸通し機がついている
・水平釜採用で準備がラクラク♪

デメリット
・下糸巻き器や針板カバーなどがプラスチックでできていて耐久性が心配
・動作音がうるさい
・縫い目の粗さダイヤルがついていない

4位 ネッキ K121A

4位はネッキ K-121Aです。

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ネッキはイタリアの老舗ミシンメーカーです。海外メーカーなだけあり、国内メーカーではあまり見られないボディの色使いが可愛いですね。ボディはアルミダイキャストフレームで重厚感があります。縫い模様は21模様あり、電動ミシンでは珍しくボタンホールはワンステップボタンホールを採用。縫い目の粗さを調整するダイヤルもついているのでお好みの目の長さにすることができます。

メリット
・ボディの形や色使いがかわいい
・自動針穴糸通し搭載
・縫い目の長さ調整ダイヤルが付いている

デメリット
・垂直釜なので下糸の糸調子を見ないといけない
・垂直釜なので水平釜と比べると糸絡みしやすい
・動作音が大きい

5位 シンガー SN20A

5位はシンガー SN20Aです。

このミシンは今回ご紹介させていただいたミシンの中で最もコンパクトなミシンです。コンパクトでありますが、フットコントローラーを踏み込めばデニム地でも縫うことが可能です。コンパクトなので閉まっておくときに、あまりスペースを取らないのも嬉しいですね。重量も4.35kgなので押し入れなどからの出し入れもラクラクですね。とにかくコンパクトで安価なミシンが欲しい方にオススメですね。

メリット
・コンパクトなので出し入れが楽
・コンパクトなのにデニムなどの硬めの生地でも貫通する力がある
・下糸巻きや針板カバーが金属でできていて丈夫

デメリット
・軽いので動作時にミシンがガタつく
・針穴糸通し器が付いていないので頑張って針穴に糸を通す
・垂直半回転釜なので糸調子を見ないといけない
・水平全回転釜と比べると糸絡みがしやすい