【元ミシン屋が解説】ミシン針が折れる・曲がる原因9選|初心者でもすぐ直る対処法

トラブルを防ぐなら、このミシン針を使っておけば安心です。
針が合っていないだけで、縫いにくさや糸トラブルの原因になることがあります。
こんにちは!
元ミシン屋のけいです。
ミシン針が何度も折れる・曲がると、
「使い方が悪いのかな?」
「ミシンが壊れたのかな?」と不安になりますよね。
実は原因の多くは、針の付け方・生地に合わない針の使用・無理な布送りなど、初心者でも見直せるポイントです。
この記事では、元ミシン屋のけいが、ミシン針が折れる・曲がるよくある原因9つと対処法をわかりやすく解説します。

この記事を読むと
- ミシン針が折れにくくなる
- ミシン針が折れていた原因がわかるようになる
- ミシン針について詳しくなる
まずはここをチェック(すぐ直る原因)
- 針の向きが正しいか
- 針は曲がっていないか
- しっかりと固定されているか
- 生地にあった針を使っているか
ミシン針の種類
大きく分けるとミシン針には2種類あります。
「家庭用ミシン針」と「工業用ミシン針」です。
家庭用ミシンで使用する針は名称でわかると思いますが、「家庭用ミシン針」を使用します。
家庭用ミシン針の中でも太さや種類がありますので、ご紹介させていただきます。
- 9号(薄地用)
- 11号(普通地用)
- 14号(中厚地用)
- 16号(厚地用)
- ニット用針(9号〜14号)
- レザー専用針(11号〜16号)
- デニム専用針(16号)
針の選び方は縫う生地の厚さで決めます。
基本は11号の普通地用の針を使用します。
生地はシーチングやブロードなどですね。
9号はオーガンジーやガーゼなどの薄い生地で使用します。
14号はデニムや帆布などの厚い生地に使いすます。
16号はあまり使用機会はないかもしれません。
その他、ニット生地を縫うとき用のニット用針やデニム専用針などもあります。
レザー専用針もありますが、家庭用ミシンでレザーほどの硬い生地を縫えるミシンはあまりありませんから使用する機会は少ないでしょう。
ちなみに、家庭用針はHA針とも言います。覚えておいてもいいかもしれませんね。
こちらの記事ではミシン針とはどのようなものか解説しています。
ミシン針が折れる・曲がる原因9選と対処法
針の向き・取り付け位置が間違っている
ミシン針は向きが決まっており、正しく取り付けないと針がブレて折れる原因になります。家庭用ミシンの場合は、平らな面を奥にして一番上までしっかり差し込みましょう。
ミシンへの取り付けが緩い
ミシンへ針を取り付ける際に手で締めただけでは固定が不十分なことがあります。
しっかりついているように思えますが、手でキツく締めた後にドライバーで締めるとまだまだ回ります。
しっかりとミシン針を締めてあると、生地にミシン針が突き刺さった時に生地を貫通して戻ってきますが、ミシン針の取り付けが緩いと生地に刺さった時にブレて、曲がったり折れてしまいます。
ミシン針を取り付ける際はしっかりとドライバーを使用しましょう。
ミシンのスペックに対して生地が厚すぎたり硬すぎる
当たり前の話かもしれませんが、ミシンのスペックに対して生地が厚すぎたり硬すぎたりするとミシン針は曲がったり折れてしまいます。
例えば、軽量さが売りのコンパクトミシンは、普通の生地を縫うことはできるかもしれませんが、厚い生地や硬い生地を縫うのは得意ではありません。
ミシン針が折れるだけならいいですが、ミシン本体に負荷が掛かって故障の原因にもなりかねませんので、コンパクトミシンではあまり厚すぎる生地や特にデニムなどの硬い生地は縫わない方が賢明でしょう。
現在、コンパクトミシンを使用していて厚い生地や硬い生地を縫いたいのに縫えないという方はこちらの記事を合わせてご覧ください
すでにミシン針が少し曲がっていた、針先がつぶれていた
ミシン針がすでに曲がっていたり、針先がつぶれている場合、ミシン針は折れやすくなってしまいます。
そもそも縫い目がキレイに出ないと思いますので、新品のミシン針に交換をしましょう。
生地の厚さにあったミシン針を使用していない
厚い生地や硬い生地に対して9号(薄地用)や11号(普通地)のミシン針を使用しているとミシン針が折れやすくなってしまいます。
薄地には細い9号のミシン針。厚い生地には太い14号のミシン針など生地に適応したミシン針を使用しましょう。
縫っている際に生地を押し込みながら縫っている
ミシンで作品を製作中に生地を無理に押しながら縫うと針が針板にぶつかり折れてしまうことがあります。
生地の送りはミシンに任せて段差などを除いてできるだけ押し込まないように縫いましょう。
内釜に傷がある
内釜に傷があるとその傷に針が干渉してミシン針が曲がってしまうことがあります。
内釜をヤスリで削り傷を滑らかにしてあげると良くなる時もありますが、それをするのが難しい方は内釜を交換しましょう。
交換ご希望の方は使用されているミシンメーカーのお客様相談室にお問い合わせください。
純正でないボビンを使っている
基本、現在販売されている家庭用ミシンのボビンはプラスチックでできていて、厚さは11.5mmです。
もしも昔、販売されていた9.2mmのボビンや金属のボビンを使用されているようでしたら、プラスチックの11.5mmのボビンをご利用ください。
きっと、購入された時に何個か付属されていたはずです。
もしお手元になければ手芸屋さんやオンラインで購入しましょう。
100円均一にも置いてあることがありますが、あまりおすすめしません。
オンラインで購入しても値段はそんなに変わらないのでオンラインで購入されるのをおすすめさせていただきます。
針板の穴に傷がある
針板の穴に傷があるとその傷にミシン針が干渉して、ミシン針が折れます。
針板の穴に傷ができる原因は針板にミシン針がぶつかり傷をつけてしまっていることが多いです。きっと生地を押し込みながら縫っているときに傷ができたのではないでしょうか。
針板の交換が必要になります。ご使用されているミシンメーカーのお客様相談室にご連絡いただき、お取り寄せください。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます!
ミシン針が折れる原因と解決方法をご紹介させていただきました。
あなたのミシン針が折れる原因は掲載されていましたでしょうか?
記事冒頭でご紹介させていただきましたが、ミシン針にはいろいろな太さがあります。生地の厚さに適応したミシン針を使用するのはキレイにソーイングするためにも大切なことです。
ですが、『とにかく針を折りたくない』という方は少し太めの針を選ぶのも策かもしれませんね。
単純に太い針の方が折れづらくなります。11号を使っているなら14号を使う方が折れづらくなります。
よろしければこちらのミシントラブル関連記事もご覧ください。
トラブルを防ぐなら、
このミシン針を使っておけば安心です。
針が合っていないだけで、縫いにくさや糸トラブルの原因になることがあります。





