【元ミシン屋が解説】ミシンの布が進まない原因と直し方|初心者でもすぐ直るチェックポイント
こんにちは。
元ミシン屋のけいです。
ミシンを使っていて
- 布が前に進まない
- 同じ場所を縫い続けてしまう
- 縫い目が詰まってしまう
このようなトラブルで困ったことはありませんか?
実はミシンの「布が進まない」トラブルは、送り歯や押さえなど基本的な部分が原因になっていることがほとんどです。
この記事では元ミシン屋の経験をもとに、
- ミシンの布が進まない原因
- 初心者でもすぐできる直し方
- 故障の可能性があるケース
をわかりやすく解説します。
ミシンの布が進まないときはここをチェック
まずは以下のポイントを確認してみましょう。
- 押さえがしっかり下がっているか
- 送り歯が上がっているか
- ミシン針が下がっていないか
- 糸調子が強すぎないか
- そもそも縫いにくい生地じゃないか
上記の部分を確認・修正するだけで直ることも多いです。
ミシンの布が進まない原因
押さえが下がっていない
意外と多いのがこのケースです。
押さえが上がったままだと、布を押さえられないため送り歯が動いても布が進みません。
まずは押さえレバーがしっかり下がっているか確認しましょう。
最近のミシンは押さえが上がっていると”エラー”として教えてくれる機種がたくさんあります。
そういうミシンですと、押さえが下がっていないことがあってもすぐに気がつくことができて便利ですよね。
送り歯が下がっている
送り歯とは、布を前に送るためのギザギザの金具です。
ミシンには
- フリーモーション
- 刺繍縫い
などのために、送り歯を下げる機能があります。
この設定が下がったままだと、布が進まなくなります。

送り歯を上げる設定に戻す方法は、機種によって場所が違いますが、だいたいこの部分にあります。
ミシン背面下部、または補助テーブルを外したところにあるスイッチを反対側に動かします。
そうすると送り歯が上がって布をしっかりと奥側に送ってくれるでしょう。
ミシン針が曲がっている
ミシン針が曲がっていると、
- 布がうまく送られない
- 縫い目が乱れる
といったトラブルが起こります。
ミシン針は消耗品なので、定期的に品質の良いミシン針に交換するのがおすすめです。
こちらの記事も合わせてご覧ください。ミシン針の種類と交換方法。
厚い布を縫っている
家庭用ミシンの場合、
- デニム
- 帆布
- 重ね縫い
などを縫うと、布が進みにくくなることがあります。
この場合は
- ゆっくり縫う
- 手回しで補助する
などで改善することがあります。
滑りにくい生地を縫っている
以下のような生地を縫っていませんか?
- ビニール
- 合皮
- ラミネート
このような生地は綿などと比べて滑りにくいのでテフロン押さえなどに交換して縫うのが効果的です。
送り歯にホコリが詰まっている
送り歯の周りには、布の繊維やホコリが溜まりやすいです。
ホコリが詰まると、送り歯の動きが悪くなり布が進みにくくなります。
定期的に小さなブラシで掃除をすると改善することがあります。
それでも直らない場合
以下のような場合は故障の可能性があります。
- 送り歯が動いていない
- 異音がする
- 針がすぐ折れる
この場合は修理や買い替えを検討する必要があります。
以下の記事もよろしければご覧ください。
まとめ
ミシンの布が進まない原因は、次のポイントを確認すると解決することが多いです。
- 押さえが下がっているか
- 送り歯が上がっているか
- ミシン針の状態
- 糸調子
- 送り歯の掃除
まずは基本的なポイントを確認してみましょう。
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ミシンのトラブル原因と対処法まとめ




