けい
元ミシン屋 店長 けい

ミシン専門店に勤務し、販売からメンテナンス・修理まで幅広く担当。初心者・主婦の方を中心に、数多くのミシン選びをサポートしてきた経験を持つ。現在は「けいのミシン相談室」を運営。リアルな現場経験をもとにしたミシン情報を発信中。

オリビア500を購入したけど、上糸・下糸のセットの仕方がわからない……そんな方のために、実際にオリビア500を使っている元ミシン屋店長のけいが手順をわかりやすく解説します。

この記事でわかること:

  • ボビンへの糸の巻き方
  • 下糸のセット方法
  • 上糸のかけ方・糸通し機の使い方
  • 縫い始める前の確認ポイント


下糸の準備|ボビンに糸を巻く

1.ミシン糸を糸立て棒にセットする

2.ボビンを下糸巻き軸にセットする

この軸に空のボビンをセットする

3.点線を参考にして糸を通す

4.糸をボビンに5〜6回しっかり巻き付け、下糸巻き軸の溝で糸をカットする

5.下糸巻き軸を右に動かす、少し硬いです

6.スタートボタンを押すと自動で糸が巻かれる

7.自動停止もしくは必要な分巻いたら完了する(もう一度スタートボタン押すと停止)

8.下糸巻きが完了したら好きな位置で糸をカットしましょう

ポイント: 糸が均一に巻かれているか確認しましょう。偏って巻かれていると糸調子が乱れる原因になります。


下糸のセット|ボビンをミシンにセットする

1.針板のカバーを開ける

2.ボビンを反時計回りで巻ける状態でセット

3.下糸を矢印がある溝に沿って通す

4.ボビンを軽く押さえてカッターで切る

5.針板のカバーを閉める

ポイント: オリビア500は上糸を使って下糸を引き出す必要がありません。ワンポイントですが、ソーイングが楽になりますね。


上糸のかけ方と糸通し機の使い方

1.押えを上げる

2.針上下ボタンで針を上げる

3.糸を糸立て棒にセット

4.糸を実線の番号順に沿ってかける

5.天秤に糸をしっかりかける

ポイント:赤矢印のようにミシンに沿わして糸を動かすとかけやすい

6.糸通し機に糸をかける

ポイント:赤丸部分の溝にかけ忘れないように気を付ける

7.糸通し機のレバーを下げる

赤矢印の方向にレバーを下げると針穴に糸が通ってる

8.針穴に糸が通ったことを確認する

9.針穴に通った糸を押さえの後ろ側に持っていく

間違えやすいポイント: 押さえを必ず上げた状態にする・針上下ボタンで針を上の位置にする・天びんにしっかり糸をかける。この3点は忘れがちです。しっかりと行いましょう。


縫い始める前に試し縫いで確認

上糸・下糸をセットしたら、端切れで試し縫いをして縫い目を確認しましょう。

  • 表・裏ともに縫い目が均一であればOK
  • 縫い目がおかしい場合は糸をすべて外してかけ直しを試してみてください

まとめ

手順 ポイント
1ボビンに糸を巻く
均一に巻かれているか確認
偏って巻かれていると糸調子が乱れる原因に
2ボビンをセット
矢印に沿って通すだけ
オリビア500は簡単にセット完了
3上糸をかける
必ず押えを上げてから
押え・針の位置・天びんの3点を忘れずに
4糸通し機を使う
針を一番上に上げてから
レバー操作前に必ず針位置を確認
5試し縫いで確認
表裏の縫い目をチェック
縫い目がおかしい場合は糸のかけ直しを

準備ができたらさっそく縫い始めましょう!

→ 【元ミシン屋が本音】オリビア500は後悔する?口コミ・評判とデメリットを解説

【元ミシン屋が本音】オリビア500は後悔する?口コミ・評判とデメリットを解説元ミシン屋のけいがブラザー「オリビア500」を本音レビュー。口コミ・評判、デメリット、向いている人を解説します。「買って後悔しない?」と迷っている方は必見。初心者にもおすすめできるか正直に解説。...

→ オリビア500でニット生地が食い込む原因と4つの対処法|元ミシン屋店長が解説

オリビア500でニット生地が食い込む原因と4つの対処法|元ミシン屋店長が解説オリビア500でニット生地が食い込むのはミシンの欠陥ではなく使い方の問題です。原因と4つの対処法(ニット針・左基線設定・薄紙・縫い始め位置の見直し)を元ミシン屋店長がわかりやすく解説します。...
ABOUT ME
けい
元ミシン屋店長・ミシン相談件数1000件以上。 これからミシンを始める方から、もっと上手になりたい方まで、 「選び方」「使い方」「メンテナンス」「トラブル対応」を わかりやすくお伝えしています。