【元ミシン屋が解説】ブラザー センシア135はPS200Xシリーズとどう違う?徹底比較!

トラブルを防ぐなら、このミシン針を使っておけば安心です。
針が合っていないだけで、縫いにくさや糸トラブルの原因になることがあります。
こんにちは!
元ミシン屋のけいです。
見た目がとても似ているブラザー センシア135とPS200Xシリーズはどう違う?
価格.comなどで人気のブラザー センシア135。
「これにしようかな」と思いながら、ふと気になる方も多いのではないでしょうか。同じブラザーのPS200Xシリーズとの違いは何か。
今回の記事では、センシア135・PS200Xシリーズ・そしてもう少し足すと買える、よりおすすめのジャノメJN831を正直に比較します。
「どこで予算の線を引くか」によって、選ぶべきミシンはハッキリと変わります。
SENSIA135:入門機として十分な完成度

センシア135は約2万円で買えるコンパクトなコンピューターミシンです。
12種類のステッチで実用的な縫い方は一通りカバーでき、3ステップ糸通し・下糸クイック・液晶ディスプレイ・LEDライトを搭載した使いやすいモデルです。
年に数回の補修やちょっとしたハンドメイド用として、または初めての1台として選ぶには申し分ない完成度。ただし自動糸調子・自動糸切りはなく、フットコントローラーも別売のため、本格的に使い込むには物足りなさが出てきます。
PS207X:2.5万円で買えるなら、コスパの高い選択肢

PS207X(およびPS202X・PS203X・PS205X)は、センシア135と比べて以下の点が強化されています。
ステッチ数が12種から20種に増え、自動返しぬい・止めぬい機能が追加され、フットコントローラーが標準付属となります。
センシア135と比べると使い勝手が一段上がる内容です。
楽天などのショッピングサイトでは、セールや条件次第で2.5万円前後で購入できるケースがあります。この価格帯で手に入るなら、センシア135からのグレードアップとして十分に価値のある選択です。 ただし、注意点があります。PS207X(およびPS202X・PS203X・PS205X)には自動糸調子も自動糸切りも搭載されていません。
ステッチ数は増えるものの、糸まわりの作業は手動のままです。「もう少し本格的に使いたい」「長く使い続けたい」という方には、物足りなさを感じる可能性があります。
勝手におすすめジャノメ JN831

元ミシン屋の私が勝手におすすめさせていただくと、PS207Xなどの価格に、あと1万円追加すると大幅に機能が上がります。具体的に何が違うのかを見ていきましょう。
ステッチ数が3倍:20種→59種
PS207Xの20種に対し、JN831は59種類ものステッチを搭載。洋裁や本格的なハンドメイドをするうちに「あの縫い方がしたいのに、このミシンにはない」と感じる場面が大きく減ります。
自動糸調子で、失敗が激減する
ミシン初心者が最もつまずきやすいのが「糸調子」の調整です。布の厚さや素材によって上糸と下糸のバランスを手動で合わせるのはなかなか難しく、縫い目が乱れる原因のほとんどはここにあります。JN831は糸調子を自動でコントロールするため、布を換えるたびに設定し直す手間がありません。PS207Xにはこの機能がなく、毎回手動での調整が必要です。
自動糸切りで、作業テンポが上がる
縫い終わりのたびにハサミを手に取って糸を切る。小さな作業ですが、繰り返すと意外と面倒です。JN831はボタンひとつで上糸・下糸を同時にカットできる自動糸切り機能を搭載。複数のパーツを縫い合わせる作業など、繰り返しの多いシーンで効いてきます。PS207Xにはこの機能がありません。
送り歯が6枚→7枚に増え、布送りが安定
JN831は7枚送り歯を採用。PS207Xの6枚より布をしっかりつかみ、厚みのある素材や縫いにくい布でも安定した布送りが期待できます。
ワイドテーブル・ハードケースもすべて付属
JN831はフットコントローラー・ワイドテーブル・ハードケースが標準付属です。
PS207Xはフットコントローラーのみ付属で、ワイドテーブルとハードケースは含まれません。付属品の差を考えると、実質的な価格差は表面上の1万円よりも大幅に小さくなります。
また別売りのワイドテーブルですが、JN831のワイドテーブルよりも結構小さいのでそこも考慮された方がいいでしょう。
スペック比較一覧
| 項目 | センシア135 / PS102X | PS207X (PS202X〜205Xと同スペック) | おすすめ ジャノメ JN831 |
|---|---|---|---|
| 実勢価格(目安) | 約20,000〜22,000円 | 約24,000〜30,000円 | 約34,000〜36,000円 |
| ステッチ数 | 12種 | 20種 | 59種 |
| 自動糸調子 | ✕ | ✕ | ✓ |
| 自動糸切り | ✕ | ✕ | ✓ |
| 自動返しぬい/止めぬい | ✕ | ✓ | ✓ |
| 送り歯 | 6枚 | 6枚 | 7枚 |
| フットコントローラー | 別売 | ✓ 付属 | ✓ 付属 |
| ワイドテーブル | 別売 | 別売 | ✓ 付属 |
| ハードケース | ✕(ミシンカバー) | ✕(ミシンカバー) | ✓ 付属 |
| 液晶ディスプレイ | ✓ | ✓ | ✓ |
あなたの予算と使い方に合った1台は?
| こんな方に | おすすめモデル | 価格目安 |
|---|---|---|
| 予算2万円くらい、年数回の補修・入門用 | SENSIA135 / PS102X | 約20,000円 |
| 予算2.5万円前後、もう少し機能が欲しい | PS202X / PS203X PS205X / PS207X | 約24,000〜27,000円 |
| 定期的に使いたい・ 本格的に楽しみたい あと1万円出せる | イチオシ! ジャノメ JN831 | 約34,000〜36,000円 |
まとめ:PS207Xで迷うなら、JN831を見てから決めよう
SENSIA135は2万円くらいで買える入門機として完成度が高く、使用頻度が少ない方や予算を抑えたい方には十分な1台です。
PS207Xは2.5万円前後で手に入ることがあり、この価格で買えるならSENSIA135からのステップアップとして納得感のある選択です。フットコントローラー付属で、自動返しぬいなどの機能も加わります。 ただし、PS207Xに2.5万円を超える価格を出すなら話が変わります。
あと1万円を積んでジャノメJN831を選ぶと、自動糸調子・自動糸切り・59ステッチ・7枚送り歯・ワイドテーブル・ハードケースと、機能と付属品が大幅に充実します。 「長く使いたい」「ミシンをもっと楽しみたい」という気持ちがあるなら、JN831を選んだほうが後悔のない買い物になるでしょう。PS207X(およびPS202X・PS203X・PS205X)で迷っている方は、ぜひJN831まで比較してから決めてください。
今回比較したミシンも掲載されている、
→ おすすめコンピューターミシン7選
→ ミシン針のおすすめはこっち
トラブルを防ぐなら、
このミシン針を使っておけば安心です。
針が合っていないだけで、縫いにくさや糸トラブルの原因になることがあります。





